「住宅購入に関わるお金の闇を暴露」の記事でも説明していますが、
建築業界では余剰分計算をして必要な数量+αで仕入れます。
つまり建築材料は確実に余り、処分されます。
木材不足とかエコがとか言われているのに勿体ないですよね。
その余った廃材でDIYをしてみませんか?
目次
■ベンチ。
■植物棚。
■水槽台。
■作業テーブル。
■TVボード。
■ベンチ。
クライアントにプレゼントしたベンチです。
105×45の間柱材の廃材利用です。
塗装材と木ネジ、木ダボ、紙やすり代だけで完成しました。
■植物棚。
植物が増えすぎたために製作した植物棚です。
間仕切りに使用した厚み21㎜のラワンランバー材の廃材利用です。
塗装材とL型金物、木ネジ、ステンパイプ、紙やすり代だけで完成しました。
■水槽台。
間仕切りに使用した厚み30㎜シナランバー材と小口テープの廃材利用です。
無塗装なので塗装代はかかりません。
脚はホームセンターで購入しました。
水槽はトータル100キロを超えるので脚は6本で支えています。
ラックはワイヤーメッシュをコ型金物で留めただけの簡単構造です。
100均で購入しました。
■作業テーブル。
仕事用のテーブルとして作成。
床の補強に使われる24mmの構造用積層合板910×1820を加工せずにそのまま廃材利用です。
テーブルとして24mmは薄く多少歪みますが、体重を乗せなければ大丈夫です。
こちらも無塗装なので塗装代はかかりません。
脚はホームセンターで購入しました。
加工していないベニア板に買ってきた脚を付けただけの簡単DIYです。
■TVボード。
こちらも床の補強に使われる24mmの構造用積層合板910×1820の廃材利用です。
半分にカットして455×1820にして使用しました。
無塗装なので塗装代はかかりません。
セラミックブロックは塀の廃材利用です。
1カットしたべニアをセラミックブロックに載せただけの簡単DIYです。
新築住宅を建てる際は是非、廃材に目を向けてください。
利用して何か作ってみると良いですよ。
アイディア次第で安く簡単に造作家具が手に入るかも知れません。
廃材DIYに興味のある方は、何の材料がどれだけ余るか工事の担当者に予め聞いて、使って良いか必ず確認しましょう。
廃材は余っているからといって使う予定もないのに無計画に貰うのは危険です。
使わないのに置いておくのはスペースの無駄使いですし、処分するのも大変です。
材質や大きさによっては労力の他にお金が掛かる場合もあります。
計画性を持って楽しく廃材を利用しましょう。
笠井啓介
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