建設地 :北海道函館市
用途 :コミュニティーセンター
(計画案)
構造 :RC+鉄骨造
敷地面積:686.68㎡
建築面積:421.88㎡
延床面積:478.13㎡
「ハコダテものづくりフォーラム」設計競技2011 入選案
湯の川に観光客と地域住民の両方が集える施設を計画した。
屋上広場はGLから1.4m上げ、立ち寄りやすい公園をイメージした。
外壁の木ルーバーにはツタ植物を植え、観光客と地域住民の憩いの場になる。
冬は上部のルーバーにネットを付け、そこに雪が積もりパッシブなかまくらになる。
屋上フロアのブースは季節やイベントに合わせて変更する。
想定されるイベント:夏祭り、ビアガーデン、雪のイベント、
姉妹都市のイベント、有名店のイベント(カールレーモン、ラッキーピエロ、
ハセガワストアなど)一般公募のイベント(母の味漬け物市、イカめし大会など)など…
函館のサテライトとして情報共有する場所になり、
常に新しいイベントが行われる事で話題性を持ち新しい拠点となる。
屋上広場に訪れた人は休憩やトイレ利用に、
また地下フロアの雰囲気を換気棟を通じ共有し下に訪れる。
地下フロアは地域住民に密着した可変性のあるホールとする。
用途に合わせて着脱式のルーバーを組み合わせブースや展示壁に変更する。
想定されるイベント:レクチャー、展覧会、物産展、学校や老人ホーム、
町内会などが企画するイベントなど…
地下フロアで企画されたイベントが屋上フロアで実行される事も想定される。
これらを行う事により地域住民と観光客の交流の場になり、
ここから新しい函館が発信され、湯の川のシンボルとなる。